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災難は、畳み掛けるのが世の常

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ONE PIECEの剣士ロロノア・ゾロが「言い訳したらどなたか助けてくれんのか?」と自分に言い放った姿がカッコよくて今でも時々思い出す。災難は、自分がもはやどれほど対策をしていても襲ってくることがある。けれど、それで一発ノックアウトになっちゃダメ。


怪我や病気はどれだけ気をつけていても襲いかかってくることはある。どんな商売をしていようが、非情なまでの外部環境の変化はあり得る。だからこそ「災難が訪れる前提」で、備える必要があるのだ。「不幸中の幸い」は備えていたものにしかつかめない。


例えばとある日に、自衛隊の船が近くの海で座礁した


幸い海や磯への影響はなかったが、石油タンカーなどが大破していたらどうなっていたことか...。でもこういったことも起こりうることだ。あれだけ苦労して開拓した畑も、土砂災害で一瞬でパァになる可能性だってある。だから備えなければならない。


そして、古釘を思いっきり踏み抜いた。幸い痛みもなくなってきた。


でも、歩けなくなっていたかもしれない。足や腕がなくなるかもしれない、寝たきりになるかもしれない。でも、だからこそ備えなければならない。大切な人を守り、幸せに生きていくためには、時に起きる災難を乗り越えていかねばならぬのだ。


一つのことがうまくいったからといって、新しい取組に着手することをやめてはいけないし、学び続けることをやめてはいけない。日々スキルアップをし、新たな技術を身につけ、人との関係を大切にしていく。その積み重ねをどれだけできたか、やっていけるか。終わりなき研鑽である。


例えば現在さかえるは、土地に紐づく海の事業と山の事業、土地に紐付かないオンライン事業の2軸がある。


また、そのうち自分自身が常に稼働しなければならないものと、怪我をしても対応可能なものとがある。それぞれに関係性をもたせつつも、どれか一つが倒れても全部が倒れないように一つ一つをじっくり育てている。


古来より「卵はひとつのカゴに盛るな」と言われている通り「一発で退場」を避けるためにできることは想像以上に多い。


人生も、働き方も「AがダメでもBがある。BがダメでもCがある」という二の矢三の矢を用意しておきたい。倒れかけても立ち上がればまた戦える。災難のあとに起き上がる筋力をつけよう。


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